こんにちは!
人生の3分の一の時間を私たちは睡眠に費やしています。この時間を質の良いものにするか悪いものにするかによって、私たちの健康にはやはり大きな影響が出てきます。
そして「睡眠」は、トレーニングとも深い関わりがあるのです。
今回はそんな「睡眠」と人間の体との関連性と、質の良い眠りのためのポイントをご紹介します!
<不眠と睡眠不足>
厚生労働省のデータによると、最近のでは日本人の5人に1人が睡眠の際に何かしらの問題を抱えているとされています。睡眠時の問題には、主に「不眠」と「睡眠不足」があります。
不眠→布団には入っているが、なかなか寝付けないなど睡眠の質が悪い状態。(寝つきが悪い・眠りが浅いなど)
睡眠不足→徹夜や夜更かしなどで睡眠をとる時間を十分に確保できていない状態。
<不眠や睡眠不足が及ぼす影響>
不眠や睡眠不足は、集中力の低下や記憶力の減退、ストレスの増加などの原因となってしまいます。また人間の体は、睡眠時にその日の疲労を回復させ、ウイルスなどから身を守る免疫機能を高めます。そのため十分な睡眠が取れないと疲労が蓄積し免疫システムも十分に機能しないため病気などにかかるリスクが高まります。
それだけではなく、睡眠不足は生活習慣病とも関連があるとされています。
たとえば、睡眠不足が続くと、レプチンという食欲を抑えるホルモンの分泌が減少してしまいます。それどころか逆に食欲を増進させてしまうグレリンと言うホルモンが分泌されやすくなります。これによって摂取するカロリーが増え体重が増加し、このような食生活が続いてしまうと糖尿病や心筋梗塞などの生活習慣病へのリスクが高くなってしまいます。
<睡眠とトレーニング>
睡眠はトレーニングにおいても重要な役割を担っています。
【睡眠による成長ホルモンの分泌】
筋肉が成長するメカニズムは、トレーニングをして損傷した筋繊維が栄養や休息をとることによってトレーニング前よりも強く大きくなるというものです。この休息という点において、「睡眠」はやはり非常に大事な要素になってきます。筋肉の成長を促す「成長ホルモン」が分泌されるのは、22時から午前2時の間だと言われています。なのでこの時間に質の良い睡眠を取ることで効果的に筋肉を回復・成長させることができます。
トレーニング→食事→睡眠
このサイクルを継続することが、筋力アップを効率的に行うポイントになります。
【睡眠による疲労軽減と集中力アップ】
質の良い睡眠をしっかり取ると、疲労が軽減され集中力もアップします。このような良い状態でトレーニングを行うと、しっかりと充実したトレーニングができます。逆に睡眠不足の状態でトレーニングを行ってしまうと、集中力が続かず疲労を感じやすくなるため、しっかりと追い込むことができません。また、疲労が蓄積したままトレーニングを行うことで、ケガに繋がってしまう可能性もあります。
<適切な睡眠時間とは?>
日本人の平均睡眠時間はおよそ7時間ほどと言われていますが、個人によって疲労回復のスピードなどはことなるため、適切な睡眠の長さは様々です。
大切なのは、先ほどご説明したように成長ホルモンが分泌されやすい22時から午前2時の間はしっかりと睡眠を取ることがおすすめです。しかし、ただ寝ればいいというわけではなく質の良い睡眠を取ることが重要だといえます。
<睡眠の質を改善するために>
ここでは、睡眠の質を改善するための寝る前に行う簡単なストレッチをご紹介します。
【1,首もみストレッチ】
寝る前のシャワーを浴びる時に行います。多くの血管が集まるうなじの部分を温めることによって、体の芯の体温を上昇させることができます。そうすることで実際にベットに入って眠る際に体温が下がりやすくなります。
①少し熱めのシャワーをうなじの辺りに当てます。
②親指以外の指を組んで、うなじの横のくぼみに当てます。
③親指を上下に動かし優しくマッサージしましょう。1分ほど行います。
【2,肩回し・伸びストレッチ】
ベッドに入って寝る直前に行います。
①肘を軽く曲げ、肩甲骨を寄せるように両腕を後ろの方に大きく回します。これを5回ほど繰り返します。
②手を組んで前方に向かって腕を伸ばします。上方向にも同じように伸ばします。同じく5回ほど繰り返しましょう。
<終わりに>
オーサムフィットネスラボでは、様々なコースで皆さまにしっかりトレーニングしていただく環境をご用意しております。さらにトレーニング後のストレッチで体のケアも行っております。トレーニングをすることで、体力を消費するため睡眠を促進させる効果もあるようです。実際に、習慣的に運動をしている人は、比較的睡眠の質が高いと言われています。
ぜひこの機会にオーサムフィットネスラボでトレーニングを始めてみませんか?ボディーメイク以外にも嬉しい改善が期待できるかもしれませんよ!
ご覧いただきありがとうございました。