太る

太った!?そもそも人間はどうして太るのか?太る理由を知っている?

こんにちは!
寒い時期が続きますが、皆さん体調など崩されていませんか?

食べ過ぎたり、飲み過ぎたりしていませんか?

どうして太るのか?

ダイエット中の方やこれからダイエットをしようと決意している方も多いと思います。

そもそもなぜ人間は太るのか?

摂取カロリーが消費カロリーを上回ったときに太る。
これは当たり前のことです。

では摂取カロリーを減らせば痩せるのか?
と普通なら考えがちですが実はそうではありません。
痩せるには消費カロリーを増やす事が大切です。

摂取カロリーを極端に減らしてしまうとかえって脂肪がつきやすい身体になります。
『脂肪』は様々な要因から身体を守る為に備わっています。
その1つのエネルギーの備蓄機能です。

普段は筋肉中のグリコーゲンという主なエネルギーを使用していますが
運動量がそれを上回った時に全身の脂肪からエネルギーが補給されます。
太るという事はエネルギー補給用の脂肪が増える事ですが実はもう1つあります。
それは『筋肉が減る』という状態も太る事なのです。

身体は今でも、常に飢餓に備えている

人間は常に飢餓との戦いでした。
昔は次いつ食料いありつけるか全く分からないという生活が150万年も続いたといわれています。

ところが、私たちが普段当たり前のように食料が得られますが
人間の身体にある飢餓に対する防衛機能は今でも健在です。
つまり入ってきたエネルギーを常に蓄えようとしているのが私たちの身体です。

食が満たされるようになった今でも、備わっている防衛機能が変わる事はありません。

急に摂取カロリーを減らしても都合よく脂肪は減らない

ダイエットをするときに食事量を減らし始めたとき、身体の中ではどんな事が起こっているのでしょうか?

まず防衛機能によって、少なくなったカロリー量でも活動できるように身体が適応していきます。
そしてこの時、徐々に減っていくのは脂肪ではなく筋肉です。
蓄えとして入ったきた少ないエネルギーを効率よく脂肪として蓄積しようとします。
筋肉が減り、消費カロリーも少なくて済むようになりこの状態がさらに進みます。

多少脂肪が増えても、脂肪より重い筋肉が減っていくので、徐々に体重は減っていきます。
こうした変化は約1ヶ月ほどで落ち着き、少なくなった摂取カロリーでも生活に支障がない状態になると体重の減少も止まります。

リバウンドは飢餓に備える体の本能

体重が減っているうちは楽しいですがそれが止まると急に焦ったりイライラしたり、食事も徐々に戻っていく方が多いです。
しかしここから既にリバウンドが始まっているのです。

一旦、少ない摂取カロリーによる生活に適応した体は、再び摂取カロリーが回復されてもしばらくは脂肪を蓄えようとする働きが続きます。
そして以前より脂肪が増え、見た目的にも今より太ってしまう事になります。

ダイエットとリバウンドを繰り返すと非常に危険な状態になる事があります。

通常より極端に筋肉量が少ない、一見すると普通なのに実は肥満という状態になります。
いわゆるこれが『隠れ肥満』です。

太る

リバウンドしたという自覚がなくても食事によるダイエットなどで
サイズや体重は普通なのに体脂肪率が高い・・・という方はその傾向を疑ってみる必要があります。

体重の減少もいいですが体脂肪が増加していないかも、とても重要です!

現代人は過食である以前に運動不足であるという事が多いです。
しっかり適切な運動量を生活の中に取り入れていくのがダイエットへの近道になります!

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